被せ物の固定方式がスクリューリテインの場合、被せ物とフィクスチャーを固定するネジにアクセスするため、被せ物に設けられた穴のこと。

実際に骨の中に埋入されているインプラント(フィクスチャー)と被せ物をつなぐ部分。

フィクスチャーとアバットメントの接合方式のひとつ。フィクスチャー側が凹となっており、ここにアバットメントの回転防止機構が設けられている。

インプラントの周囲にある組織に炎症が起きた病態。

フィクスチャーとアバットメントの接合方式のひとつ。フィクスチャー側が凸となっており、ここにアバットメントの回転防止機構が設けられている。

チタンと骨とが、非常に微小なレベルで結合する現象。

アバットメントの一種で、既製品と異なりフィクスチャーに対して自由に角度をつけた土台を設定することができます。

上顎洞底挙上術のこと。上の顎の奥歯では、根の先端が副鼻腔のひとつである上顎洞の底すれすれの場合があります。このような部位にインプラントを予定する際、この上顎洞の底上げをすることによりインプラントが貫通してしまうことを防止します。基本的には骨の頬側に穴をあけ、目視下で上顎洞の底に人工骨などを補填することになります。

サイナスリフトが骨に穴をあけて目視下で作業するのに対し、サイナスソケットリフトはインプラントを埋入する部位のみに特殊な器具を使って盲目的に人工骨を補填します。侵襲は少ないですが、挙上する量が少量の場合に適応となります。

インプラントの上に装着されるもの、即ち、アバットメント（土台）と被せ物のことをさします。

上部構造をフィクスチャーに固定する方式のひとつです。アバットメントと被せ物は一体となり、ねじでフィクスチャーに固定されます。

上部構造をフィクスチャーに固定する方式のひとつです。アバットメントと被せ物は別々で、アバットメントのみがねじでフィクスチャーに固定され、その上にセメントで被せ物が固定されます。この場合アクセスホールはありません。

通常はインプラント埋入後、数か月経過をみて骨とインプラントの結合を待ちますが、症例によりインプラント埋入当日に上部構造と仮歯を装着し、即時に機能させることがあります。

今までは骨としか結合しなかったインプラントが、表面処理の性状により軟組織と結合すること。